「妖狐……。東の国の出身の者らしいですね」思ったままのことを口にするサキカ。「……だな」ガイアが同意した。何事もなく自己紹介は終わり、アピールへと移行していく。の出身のアピールもミスターと違い手際よく進んで行った。因みにユリアスのアピールは『歌』で、これは後日聞いたことであったが、有舞曰くユリアスは昔から歌が上手かったらしい。綺麗な澄んだソプラノ声も相俟って、とても美しい歌であった。皆聞き惚れ、酔いしれて、暫くの間歌が終わったことにも気がつかなかったほどである。「――これでミスター&ミスコンテストの出場者の紹介を終わります!!皆さん、ありがとうございました!!」司会者が終わりを告げた。また再び喚声があがる。こうしてミスター&ミスコンテストの出場者紹介は幕を閉じたのであった。×××××××××××翌日。教室に着き次第、本日の準備を開始した。具体的な内容は、昨日の反省を活かして更によいクラス展にするということだ。サキカは昨日またギルドで働いたことによる疲れを残しながらも、朝からメニューの見直しに追われた。ああでもないこうでもないと、趣味である料理について話し合うのは楽しい。結局、いくつかの料理は改良し、大半はそのままになることとなった。.